Saturday, February 7, 2015

La Chandeleur - クレープの日

こんにちは!約2ヶ月ぶりのご無沙汰です。

年末年始を慌しく日本で過ごし、新年明けてこちらに戻ってきたと思いきや、プレコレクションが始まり、ブログをアップする時間もなく、今日まで来てしまいました。先月は、Galette des roisの記事をアップしたかったのに・・・ (T_T)

さて、久しぶりのブログの話題は、これも若干遅いですが、2月2日の「la Chandeleur(ラ・シャンドルール/聖燭祭)」についてです。

クリスマス(キリスト生誕)から40日後にあたるこの日は、聖母マリアが神殿で出産の穢れを祓い清めを受け、またキリストを神殿奉献したことを祝うキリスト教の祝日(「聖母マリアお清めの祝日」ともいう」で、フランスでは、この日にクレープを食べる習慣があります。

一説によると、ろうそく(chandelle)の祭りを意味するラテン語の「Festa Candelarum」に由来することから、まず光の祭典を指します。光は、世界の光と見なされている、キリストのシンボルであり、また、太陽からもたら されるもの。そして、黄金色で円盤状のクレープは、黄金に輝く丸い太陽を象徴するものとして、食べるようになったそうです。

フランスでは、クレープを焼く際、 左手に金貨(コイン)を握りながら、右手でフライパンのクレープをひっくり返すという慣わしがあるそうです。上手にひっくり返すことができると、その年は幸運に恵まれるということです。

我が家では、2月2日が平日であったこと(主人がクレープを焼く係なので)、そして子供達が幼稚園の給食でクレープを食べたこともあり、家でクレープを焼きませんでした。翌日の節分は、恵方巻きこそ食べなかったものの、きちんと豆巻きをし、一年の幸福を祈りました!

2月2日はすっかり過ぎてしまいましたが、慣わしに従って、クレープを焼いてみるのも楽しいかもしれませんね♪